MEMBER PROFILE

第1期生

SHUGOYAMASHITA

山下 修吾

居住地:北海道

ローカルビジネス

一次産業

志を同じくする仲間に出会う

漁業

山下 修吾

参加したきっかけ

自分自身が町を引っ張っていくリーダーとしての考え方、行動力、覚悟、仲間との出会い、そういったことを得られるチャンスだと感じ強く関心を持ちました。

私はこれから「自分の住んでいる地域を良くしていきたい」と考えています。しかし、「実際にどうしていけばいいのかがわからない。」そんな漠然とした部分を今回のプロジェクトの参加を通して具体的にし、これからの地域に還元していきたいと考えています。
一つは、その「地域に合う形」での新しい産業の創出が必要だなと考えています。「都会ではこれが流行っているから、オラの町でもこれをやるべ」といったように、世間での流行りを取り入れたとしても、その地域に「合う」かは別な話だと私は思います。私がこのように考えるきっかけとなったのが「新潟県燕・三条市」でした。ものづくりの町として街全体で「オープンファクトリー」という取り組みを行なっていることを知り、今年実際に訪れました。地域の人達に「自分達の町や、やっていることは本当に素晴らしいんだよ」と気づいてもらうことが大切だと思うようになりました。ここ2年間、地域の良さをもっと活かしたいという想いから、「キャンプ場のリニューアル」の事業に関わらせてもらいました。自然と触れ合いこの地域を訪れた方にゆっくりとした時間を過ごしてもらえたらなという想いからです。
もう一つに「人との繋がり」が大切になっていると思っています。リーダーを中心にみんなで話し合いをしながら進めていくことが「まちづくり」だと私は考えています。ど田舎に来ると、SNSやITを使えない年配の方達はまだまだいっぱいいて、結局はお隣の家に顔を出して、世間話をして、今日採れた野菜や魚介類をたんまりもらうみたいなことがまだまだあります。なんでもパソコン1台、スマホ1個あればやり取りできる便利過ぎる世の中になっていますが、人との関係性というのは非効率なところから絆や物語が生まれると思いますし、そこに「人間味」を感じられ「生きる」を体感できるのではないかなと考えています。
ここ数年、私たちの地域でも小さいながらも自然災害による被害を受けました。「電気が通らない」や「洪水により道が封鎖される」など、地方の田舎の対応は後回しになりがちになり困ることもありました。そんな時も隣近所の人達に声をかけあい、時間を過ごすといったことをやりました。しかしインフラ整備の必要性はこの時痛感したことでもあります。これからの未来のローカルに関して必要だと感じていることは「みんなで創る」意識だと考えています。上下関係のあり方ではなく、役割の違いだといいなと私は考えているので、「みんなで手を繋いでゴールに向かおう」という青臭い考えかもしれませんが、そういった社会を手繰り寄せたいと考えています。
今回のプロジェクトを通して、仲間・知識・行動力、覚悟を身につけたいです。さらにその後は、他にも同じような課題を持つ地域に向けてお手伝いをできるように広げていきたいと考えています。

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