SAYAKAKATAYAMA

参加したきっかけ

現在に至るまで、個人でできる範囲で食や環境問題への取り組みをしてきました。しかしながら、一人ではなく、仲間と協力することで、より影響力が大きく、社会的に意味のあることを実現したいと思い、本プログラムに応募しました。
そのきっかけが移住先の徳之島での現状でした。現地には多くの空き家がありました。民宿やカフェとして活用する提案を当時務めていた不動産会社にしましたが、地元の人々は変化を恐れて空き家を放置したままでした。また、島民からしたら需要が低いと言われました。家という価値のある資産が廃れていくのを目の当たりにしたまま、何もできなかったことが非常に悔しかったです。一人では環境を変えられなかったという経験から、本プログラムを通して、様々なバックグラウンドをもつ仲間たちと地域の課題にチャレンジしたいという気持ちが芽生えました。 私が未来のローカルに対して期待することは、与えられた情報を待つのではなく、自然の中で自ら学んでいけるような環境です。私自身がフットワーク軽く行動して自分の目で見て学んだことを、周りの人々や私たちの子孫にも経験してもらえるように地域の皆さんと一緒に作っていきます。また将来は、ローカルにとどまらず、グローバルにも行動しつつ、誰もが共存できる地域づくり・場所づくりに携わりたいです。どの方向からアプローチしていくか、見つけていきます。