AYATANAKA

参加したきっかけ

私は大学時代に2つの地域でフィールドワークをしました。1つは岩手県の大槌町、もう1つは長野県長野市鬼無里地区です。私はこれらの地域での調査を通して、「このまちで生きる」と決意した人々の力強さに感銘を受け、また、自然や伝統と共に暮らす人々の暮らしの尊さを実感しました。大槌町や鬼無里地区のような地域の在り方を大切にしたいと思った一方で、調査を通して、各地域では様々な問題を抱えていることも実感しました。問題は人口減少といったものから、買い物、交通、教育等様々でした。この経験から、自分は地域に何が出来るのかを考えるようになったのですが、特に最近は自然災害への対応が気になっておりす。年々激化する自然災害は地方の地域で暮らす人々の生活を脅かす差し迫ったリスクであり、各地域での適切な備えや意識づけが急務であると感じています。しかしながら私は、この問題意識に対して自分が今、どのようなアクションを起こせばいいのか明確に分からずにいます。このプログラムを通して、故郷を大切に想い生きている人々に対して自分がどのような行動を起こすべきなのか、具体的に見つけたいと思います。